知らない「IT担当者」からのTeams連絡には要注意

Fake IT Support - Recognizing Phishing Attempts in Microsoft Teams

「困っていませんか? Teamsを悪用した新手の詐欺

在宅勤務やハイブリッドワークが当たり前になった今、Microsoft Teamsで同僚や社内のIT担当者とやり取りするのは日常の光景です。その「日常」を悪用した新しい詐欺の手口が、海外のセキュリティ企業によって明らかになりました。

セキュリティ企業Sophosの調査によると、2026年2月から6月にかけて、攻撃者が社外のアカウントからTeamsのチャットや通話で「情報システム部です」と名乗り、従業員に「問題を解決するため」と称してリモート操作ツール(Quick AssistやAnyDeskなど)を起動させる手口が相次いで確認されました。相手を信用させた後、社内ネットワークへの侵入を進め、最終的にランサムウェア「Chaos」を仕掛けるケースもあり、最短では最初の接触からわずか17時間で被害が発生しています。

これまでの被害は主に北米企業が中心ですが、Teamsは日本でも広く使われている業務ツールです。「親切で頼りになるIT担当者」を装う手口は、国や言語を問わず通用してしまいます。

覚えておきたいポイントはシンプルです。まず、本物の情報システム部が前触れもなくチャットや通話でリモート操作を求めてくることはまずありません。少しでも不審に感じたら、その場で対応せず、社内の別の連絡手段(電話番号や窓口)で本人確認をしましょう。そして、知らない相手の指示でリモートアクセスツールをインストールしないこと——これが一番の防御になります。

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