AnthropicがClaudeユーザーのID認証を発表
Anthropic announced to begin ID verification for Claude
AnthropicがClaudeユーザーを対象にID認証を義務付け
Anthropicは今年4月から実験的に一部のClaudeユーザーに対してID認証を行なっていましたが、このたび認証の対象を広げることを発表しました。
公式ページからは誰が対象になるのかはっきりとはわかりませんが、Free、Pro、Maxのユーザーが対象となり、TeamsやEnterpriseなどの企業カスタマーは対象からはずれるようです。私もこの対象に含まれるので、7月8日以降に使い続けるためにはID認証を行わなければなりません。
世間の反応
ユーザーたちはこのニュースにただちに反応しましたが、多くの人がこのID認証を代行するサードパーティのPersonaというシステムに懸念を表しています。このシステムは今年、政府関係のコードベースを誰でもアクセス可能な状態にしてしまったというセキュリティブリーチを起こしており、信頼を失ったという経緯があります。このシステムの採用は、これまでAnthropicが謳ってきたユーザープライバシー重視の理念に反すると多くのユーザーが感じているようです。
アメリカでのID認証
私はDMV(車両管理局)やIRS(税務)にオンラインアクセスする際に、ID.meという顔認証システムを使ってID認証をしたことがあります。まずパスポートや運転免許証など写真付きの政府発行の身分証明をスマホのカメラで撮影してアップロード、それからスマホで自分を顔アップを違う角度から撮影して送信します。というと簡単に聞こえるかもしれませんが、たまたま運が悪かったのかどうか一度でうまくいったことがありません。身分証明書のアップロードでまずエラー、そして自撮りの段階でまたエラー、と各段階で何度も何度もやり直してやっとできたというのが私の経験です。Personaのプロセスもほぼ同じなので、はたしてスムーズにいくのか不安です。OpenAIがすでPersonaを導入しているという実績があるので、私の杞憂にすぎないのかもしれませんが。
今後の展開
Anthropicの今回の決定はClaudeユーザーにショックを与えました。別のAIに乗り換えるユーザーも出てくるかもしれません。また、このID認証を皮切りに外国人による使用制限が実行されれば私も影響を受けます。今後どうなっていくのか注視したいと思います。